不動産広告の基礎知識

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不動産広告の基礎知識
駅から徒歩数○分ってどうやって決めるの?
宅地建物取引業法の基準で、『80メートルを徒歩1分として表示する』という基準があります。

駅から物件までの距離(みちのり)は、地図上で計測した値です。もちろん、階段や坂道は考慮されていませんし、歩く速度は人によってまちまちですから、必ずしも表示通りの時間で歩けるというわけではありません。

あくまでも『目安』として利用するのがいいと思います。

広さの単位について
不動産業界では、物件の売買価格や賃料を決める際に『坪単価』や『平米単価』を用いることがよくあります。

1坪=3.305785u

1u=0.3025坪


100坪だったら330.58u、100uだったら30.25坪といった感じです。

物件情報に表示されている面積は、建物の壁芯で計算してあるのが普通ですから、実際に現地で内寸を計測すると表示面積よりも少ない値になります。
間取り図に6帖とあるのに、なんだか狭いのはなぜ?

1坪は、畳2枚分(2帖)の広さです。

畳の長い辺の長さを、1間(イッケン)といい、通常は1.81818メートルです。

畳の短い辺の長さを、半間(ハンゲン)といい、長い辺の半分です。

本来は、『1間×1間=1坪』だったわけですが、最近は小さいサイズの畳があったり、『1間』や『半間』の長さの単位を使用しない建築物が増えています。しかし、『だいたい○帖』という表現をした方が、日本人には馴染み深いので、無理やりに○帖という表現をすることがあり、その計算方法は業者によってまちまちです。
広告に日当たりについて書いてあることが少ない!?
日当たりがいいとか、日当たりが悪いという感覚は、人によってまちまちです。個人の感覚に依存する情報なので、不動産業者では「日当たり良好」などという表示は、あまりしないようにしているのです。
賃料はどうやって決まるの?
賃貸物件の賃料を決定する際は、周囲の物件のu単価を基準に、建物のグレードや日当たり、住宅設備、駅までの距離、周辺の環境、築年数などを総合的に評価して決定します。

u単価は、周辺の地価や税額、建物のグレード、建築費などを考慮します。